効果を上げるためにはシミと肝斑の違いを知りましょう。

シミが気になって美白化粧品を使っているけど、中々結果が出ませんね。
今のところ即効性のある方法がありませんので、地道に美白ケアをしていく必要があります。
日焼け止めを塗ったり、ビタミンCを補給してシミの予防をするのも欠かせません。

ところで、色素沈着にはシミと肝斑があるのをご存じでしょうか?
30〜40代の女性でシミだと思っていたら肝斑だったという人が38%程度います。
シミと肝斑では対策が違いますので、ご自分のシミのタイプを知らないと、適切な美白ケアが出来ません。

シミの原因は主に紫外線によるメラニン色素の増加です。
紫外線対策で予防しながら、ビタミンC誘導体などを使ったスキンケアをしていきます。
ターンオーバーを促進することで、メラニン色素の留まった角質を剥がすのも有効な手段です。
ビタミン注射や美白ドリンクで、内側からのホワイトニングをする方法もあります。

一方、肝斑は原因と対策がシミとは異なります。
紫外線の影響もありますが女性ホルモンのバランスとストレスが原因に挙げられますね。
50代後半までは女性ホルモンの分泌で影響を受けやすくなり、それが落ち着く60代では肝斑の症状も見られなくなります。
シミに有効なレーザー治療もありますが、肝斑にこの医療を悪化する恐れもあるので、飲み薬で治すものとなっています。
クリニックで処方される飲み薬は、トラネキサム酸と言って肝斑にはとても効果があります。

美白化粧水などを使って肝斑の対策をすると、肌全体は白くなっていきますが、肝斑には効果がないので、結果的に色素沈着が目立つ様になるケースもあります。
原因を正しく理解していないと、希望する結果にはなりませんね。

ただし、紫外線の影響を少なからず受ける肝斑も毎日の紫外線対策をしないと、色素沈着が濃くなりますので日焼け止めは小まめに塗る様にしましょう。
メラニンが生成される仕組み自体は変わりません。
原因が違うので対処方法は分けて考えましょうという事ですね。

「シミの消しゴム」と言われる美白成分にハイドロキノンがあります。
クリニックでは内服薬と併用することがある外用薬ですが、かなり強い成分なので、医師の処方がなくては使えません。
効果が高いのはオススメですが、使用方法を厳守しなくてはいけないので、気軽に使える美白ケアとは考えない方が良いでしょう。

シミと肝斑では、以上の様に原因と対策が違います。
鏡を見て両頬に左右対称のモヤっとした色素沈着があるなら肝斑の疑いもあります。

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